アパートの申し込みから入居までの流れ

申し込み方法:アパートのホームページから申し込みます。必要書類は、運転免許証またはパスポートとビザ、給与明細または雇用証明書、収入が家賃の3倍を満たさない場合は銀行の残高証明書などです。申込時にApplication feeとAdministration feeとDepositを払うことが多く、$150~$350をクレジットカードかデビットカードで払います。一旦申し込むと部屋をホールドできますが、キャンセルすると少なくともApplication feeは戻ってきません。全額戻ってこないこともあります。

審査:アパート側が、クレジットスコア、犯罪歴や収入の調査をします。早ければ瞬時に、遅ければ3日くらいで承認か条件付きで承認されます。日本から来たばかりでも、アメリカでの収入が十分あればアパートから断られることはありません。条件付きの場合、追加デポジットとして$500~一か月分の家賃相当を払います。

デポジット:デポジットはRefundableなので退去後30日以内に戻ってきますが、満額戻ってくることもあれば、掃除代や修理代を引かれることもあります。最近は、戻ってこないNon-refundable depositを勧めるアパートもあります。

契約:承認されたら、Welcome letterと契約書が送られてきます。Welcome letterには、デポジットの額、家賃と固定費の詳細、入居までにやることが書かれています。契約書は30ページくらいある長い書類で、メールで送られてくるか、申し込んだ時に作成したポータルにアップロードされます。内容を確認して、問題なければ電子署名をします。

支払い方法:現金での支払いは不可です。デポジットと最初の月の家賃の支払い方法はアパートによって違いますが、最も一般的なのはCashier’s checkで、銀行の窓口で発行してもらいます。普通の小切手またはMoney orderを受け付けるアパートもあれば、クレジットカードで払えるアパートもあります。(クレジットカードは2~4%の手数料がかかります。)翌月からは、Resident Portalに銀行口座のRouting番号とAccount番号を登録して、口座から引き落としで払うことができます。

入居までにやること:電気とテナント保険(Renter’s insurance)とインターネットの契約をします。水道代はアパートから直接請求が来るので何もしなくていいですし、ガスはありません。

入居:支払いを済ませ、電気のアカウント番号とテナント保険の証明書をアパートに出せば、鍵をもらうことができます。Inventory and condition formに、もともとある傷やシミや不具合を書いて、48時間以内にリーシングオフィスに提出します。


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住宅ローン金利の上昇と住宅市場の変化 - 2022年秋

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