プチリフォームをするなら

古くなったり時代遅れになった家をリフォーム(英語ではリモデルですが、記事内はリフォームで統一)することによって、住み心地が良くなるだけでなく資産価値が上がります。そこで、投資回収効果が期待できる一万ドル以内のプチリフォームのアイデアをご紹介します。

1.キッチン キッチンは毎日の食事を作るための生活に密接した場所であり、家族が集う大切な場所です。特に女性はキッチンで家を決めるといっても過言ではありません。キッチン全体をリフォームするのはお金がかかりますが、カウンタートップとシンクを交換するだけでも見栄えが良くなります。キャビネットを新しい色に塗る、既存の電化製品を最新のモデルにアップグレードする、お洒落なバックスプラッシュを付ける、天井の蛍光灯を明るいLED照明にするなど、気になる箇所を改善するだけでキッチンに新しい命を吹き込むことができます。

2.バスルーム 水回りは経年劣化による損傷や使用感が最も目立つ部分です。また、清潔でモダンなバスルームは売却時にポイントが高いです。売る直前に慌ててリフォームするのではなく、住んでいる間に、シャワー、カウンタートップ、蛇口、バスタブ、照明、鏡、トイレ、床など、気になる箇所をアップデートして綺麗なバスルームを楽しみたいですね。

 

3.床 擦り切れたカーペットや安っぽい床からフローリングにすると高級感が出るだけでなく、掃除やメンテナンスが楽になります。フローリングというと天然木を使った無垢材や合板材を思い浮かべますが、近年注目を浴びているのがLuxury Vinyl Plankというビニル系床材です。木よりも安く傷がつきにくく、見た目も質感もまるで本物の木のようで、デザインも色も豊富です。プラスチック素材なので水や油汚れに強く、キッチンやバスルームなどの水回りの床にも適しています。

4.塗装 壁はお部屋の中でも大きな面積を占める場所です。ちょっと色を変えるだけでも、ガラッと雰囲気が変わって住み心地に影響してきます。アメリカではDIYでペンキを塗ることは珍しくないので、ホームセンターには大きなペイントセクションがあり品揃えが豊富です。寝室のような天井の低い部屋は、自分で壁を塗ることによってコストをおさえることができます。また、内壁だけでなく、玄関ドアや外壁の塗装は家の外観と第一印象にとって大切なので、定期的にメンテナンスすることをお勧めします。

Previous
Previous

暖房費の節約術

Next
Next

Renter’s Insurance(テナント保険・レンターズ保険)