ファンデーション問題の兆候と対策
テキサスの気候は季節によって激しく変化し、粘土質の土壌が収縮したり膨張したりすることによって、家を支えているファンデーションが動きます。ヘアラインクラックと呼ばれる細いひびはあまり心配しなくてもいいですが、ファンデーションに問題があるかもしれない時の兆候と日頃の対策をいくつかご紹介します。
兆候
1. 外壁の窓枠と壁の間に隙間や裂け目がある
2. 煉瓦と煉瓦をつなぐモルタルに階段状のヒビが入る
3. ドライブウェーやコンクリートに幅1/4インチ以上の亀裂や段差がある
4. 床のタイルが複数ひび割れている、
5. 床が水平でない、床に置いたボールが自然に転がる
6. 壁に幅1/8インチ以上の亀裂がある、
7. 窓やドアの角から斜めのひびがある
8. ドアや窓がきちんと閉まらない、ドアが自然に開閉する
9. 暖炉/煙突と壁の間に隙間がある、暖炉/煙突の中にひび割れがある
対策
1. 家の周りの土壌の水分をできるだけ均一に維持する
2. 雨水が家の方に流れてこないよう、家の周りに水たまりができないように地面に傾斜をつける
3. Gutter(雨どい)とDownspout(縦樋)をつける
4. 水はけが悪い場所には、フレンチドレインのような排水システムを入れる
5. Soaker hose(等間隔に空いた穴から水が少しずつしみ出すホース)をファンデーションから8~18インチ離れた場所に置き、暑くて乾燥している時は一回1~2時間、週2~3回まわす
6. Foundation drip system(Soaker hoseよりも頑丈なホースを地中に埋め、スプリンクラーのように自動的に水を出すシステム)をつける
7. 大木の周りにRoot Barriers(根っこの成長を制限するバリア)を入れる
暑く乾燥した季節には、定期的に庭とファンデーション周りの水まきをして、全体的に適度な水分量を保ち、長い雨が続く季節には、ファンデーションの周りに水たまりができてないかお確かめください。