不動産購入のプロセス
現金購入の場合は、残高証明書を準備してください。
ローンで購入の場合は、銀行や住宅ローンの会社(Lender)でローンの上限額や金利についてお問い合わせください。
Lenderから融資の承認を得て、証明の手紙(Pre-Approval letter)をもらってください。Pre-Approval letterはオファーを出す時に提出する必要があります。
物件の内覧をします。オープンハウスに行ってみるのも勉強になります。
買いたい家が見つかったら、購入契約書を作成しオファーをPre-Approval letterとともに提出します。
売り手と契約内容の交渉をし、合意が得られれば正式に契約成立です。
契約成立後、すぐにEarnest Money(通常購入金額の約1%)をタイトルカンパニーに、Option Fee($100-250)を売り主に払います。
Option period(いかなる理由でも契約をキャンセルできる期間)が契約成立日から7日から10日あるので、その間にInspectionやシロアリ検査(合計$400-$700)をします。この間は、単に気が変わっただけでも契約をキャンセルできます。
修理が必要な箇所がみつかれば、売り手と交渉して修理をしてもらうか、修理をする代わりに値段を下げてもらうなど、互いが合意するまで交渉します。家の状態が思ったより悪かったり、売り手が修理の交渉に応じない場合は、契約をキャンセルできます。解約するとEarnest Moneyは戻ってきますが、Option Feeは戻ってきません。
できるだけ早く、家のローンの申し込みに必要な書類(W2s, tax returns, pay stubs, bank statements, etc)をLenderに提出します。
Option Period終了時に、契約を続行すると決めれば次のステップに進みます。キャンセルすると決めれば、ステップ4に戻ります。
Lenderが家の市場価値を調べるAppraisalをします($400-$500)。購入価格がAppraisalよりも高い場合は(最近とても多い!)、その分をローンの頭金に上乗せする必要があります。
タイトルカンパニーから送られてくるTitle Commitmentの内容に問題のないことを確認します。不明な点があればタイトルカンパニーに問い合わせます。
新しいSurvey(約$450)が必要な場合は、タイトルカンパニーに取りよせてもらいます。
Mandatory HOA(Homeowner’s Association)がある場合は、HOAのルールや制限の書かれた書類とResale Certificateが届き次第、内容を確認します。
保険会社に見積もりをもらって、Homeowners Insurance(火災保険)を決めます。保険会社と保険の内容をLenderに報告する必要があります。
Residential Service Contract (home Warranty) の会社とプランを決めます。通常、Home Warrantyの費用はSellerがある程度払います。
合意した修理項目があれば、すべての修理が完了していることを確認します。
電気、水道、ガスなどのUtilityの手続きを、クロージングの日にあわせてオーダーします。
クロージングの日時を予約します。ご結婚されていて、夫婦でクロージングに出席できない場合は、タイトルカンパニーかLenderにPower of Attorneyを作成してもらいます。遠方にお住いの方は、Remote Closingをすることができます。
ローンが最終承認され、Closing Disclosureが送られてきたら、クロージングに必要な資金をCashier’s Check、またはWire Transferで準備します。パーソナルチェックやクレジットカードは使えません。
クロージングの前日にFinal Walk Throughをして、家の状態を最終確認します。問題があればAmendmentを出してクロージングを延期します。
クロージング書類にサインをして、ローンの入金があれば、鍵をもらい、正式に家のオーナーとなります。
タイトルカンパニーが、お住まいのカウンティーに登記します。
4~6週間後に、権限保険(Title Insurance)が届きます。
Congratulations!