2014年 ダラスの不動産を振り返って

北テキサスでは、ここ30年で最大の不動産ブームが起きています。ダラスエリアの家の値段は、2013年9月から2014年の9月の一年間で9%上がり、全米1位のヒューストンと2位のカリフォルニア州リバーサイドに次いで3番目の上昇率になりました。これは、テキサス州平均の8%と全国平均の5.6%を大きく上回っています。(CoreLogic survey) 従来の住宅市場では売りに出ている中古住宅の在庫は約6ヶ月分ありますが、今年のダラスエリアでは、2ヶ月分以下しかない地域が半分を占めました。テキサスA&M大学の不動産センターによりますと、最も在庫が少なかったのは、コロニー、リチャードソン、ベッドフォード、キャロルトン、ファーマーズブランチで、1.5ヶ月以下の供給しかありませんでした。このような記録的な在庫の低さは前代未聞とのことです。住宅価格が上がれば多くの人が家を売るであろうという期待に反して、実際に家を売る人が少なかったため、価格上昇とは反対に住宅販売数は前年より大幅にダウンしました。 賃貸市場も高騰しており、ダラスエリアのアパートの家賃は平均900ドル以上と過去最高です。ダラスモーニングニュースによりますと、アパートは過去13年間で最低の空室レベルで、どのアパートもほぼ満室に近い状態です。同時に賃貸用一軒家も品薄で、良い物件には複数の申込みがあります。需要を増やすために、急ピッチで新築アパートや住宅建設が進めらてられており、今年の建築業界の売り上げは二桁アップと活気づいています。 ヒューストンが昨今のエネルギーブームによって不動産が急騰しているのに対して、DFWは経済的な多様性が魅力で、今後も安定した成長が期待されています。低コストの生活費や事業を行いやすい政策と環境から、力強い雇用の伸びがあり、多くの企業や労働者が州外や国外から移転してきています。しかし、人口増加のスピードが住宅建設の速さを上回っているため、ダラスの住宅市場は需要過多の厳しい状況が続いています。さらに、州外や海外からの投資家が不動産を買いあさり、一般市民のマイホームの夢を邪魔しています。 CoreLogicでは、2015年も住宅価格は上昇し続けるが、落ち着いて緩やかな上昇が見込まれるとの見解を示しています。住宅ローンの金利が上がって購入を抑制するか供給が増えない限り、今後も住宅価格は上昇し続け、不動産所持者にはうれしい反面、買いたくても買えない人が増えることが懸念されます。

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