クレジットスコア

アメリカでは、あなたが金銭面で信用できる人かどうかは、クレジットスコアの良し悪しで判断されることが多いです。クレジットスコアはクレジットヒストリー(信用履歴)に基づいていています。そしてクレジットヒストリーを要約したものがクレジットレポートです。クレジットレポートには、あなたの名前、住所、ソーシャルセキュリティー番号、クレジットカードの使用歴、過去現在のローンの支払い履歴、滞納金、自己破産歴などが詳しく書かれています。お金を借りる時だけでなく、雇用主、アパート、クレジットカード会社、携帯電話会社、保険会社、電気/ガス会社などがあなたのクレジットをチェックし、クレジットスコアが悪いと、契約を断ったり、保証金(デポジット)を要求したりします。クレジットスコアの評価は企業や貸手によって違いますが、目安としては、750以上がとても良い、700-749が良い、650-699が普通、600-649が悪い、600以下がとても悪いと分類されます。

アメリカに来たばかりの人は、ソーシャルセキュリティー番号がないので、クレジットヒストリーがありません。ということは、クレジットスコアもないので、信用できないとみなされます。信用がないと諸々のデポジットを請求されますし、家や車のローンを組むこともできないし、クレジットカードを作るにも手間がかかります。

先日、アメリカに何十年も住んでいる人が、家を買うためのローンを組もうと銀行に行ったら、クレジットスコアがないからだめと断られました。その人は十分な収入と貯金もあるし、借金はないし、家賃や請求書の支払いを遅れることなくきちんと払い、お金の管理をしっかりとする人です。おかしいと思って詳しく聞くと、彼はクレジットカードを使わない主義なので、数年前にクレジットカードの口座をすべて閉じたそうです。クレジットカードもローンないということは、クレジットレポートに載る情報がないのでクレジットがない、つまり信用できないとみなされました。なんとも理不尽な話ですよね。

クレジットカードを使い、毎月カード会社にきちんと返済するという行動がクレジットヒストリーを作ります。デビットカードは現金と同じ扱いなので、信用調査会社に報告されません。家賃や請求書は滞納すれば信用調査会社に報告されてスコアが悪くなりますが、ちゃんと払っていればその情報は伝えられないので関係ありません。アメリカで信用を得るには、クレジットカードを使うとか、ローンを組むとか、何かを分割払いで買うなど、お金を借りてその支払いをこつこつするという行動が必要です。

ご自分のクレジットレポートを確認したければ、アメリカの3大信用調査会社であるEquifax, Experian, TransUnionのクレジットレポートを、www.AnnualCreditReport.comから毎年無料で入手することができます。(スコアは有料です。)他の似たようなウェブサイトには十分ご注意ください。詳しくはFederal Trade Commissionの消費者情報サイトを参照してください。https://www.consumer.ftc.gov/articles/0155-free-credit-reports

 

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