アメリカの水道水

アメリカの水道水は、世界的に見ても安全性はトップレベルを誇り、水道水の基準は日本よりもはるかに厳しいといわれています。水道水をそのまま飲料水として飲めますし料理にも使えます。でも、塩素濃度が高かったり、場所や時期によっては水道水が匂うことがあるので、水道水を飲み水として利用せず、ミネラルウォーターを購入する人が多いようです。

水道水が美味しくないと感じる主な理由は、ニオイと硬度です。ニオイでよく指摘されるのは、プールの臭いに似たカルキ臭さです。浄水場で、水に含まれている雑菌を死滅させるために塩素による消毒をしますが、その時に少量の塩素が残留することがカルキ臭さの原因となります。嫌なニオイなのは確かですが、殺菌のために塩素が欠かせないのも事実ですので、飲むときにニオイを取るのがベストです。ブリタなのどの家庭用浄水器で、手軽にカルキ臭をほとんど感じない程度まで取り去ることができます。また、アメリカの冷蔵庫は水道につながっていますので、冷蔵庫用の浄水フィルターを通して水と氷が出る仕組みの冷蔵庫を使えば、水を買う手間と費用がかかりません。

アメリカの水は、ニューヨークやサンフランシスコを除いて、一般的にカルシウムとマグネシウムなどのミネラルを多く含む硬水です。一方、日本の水のほとんどは軟水です。日本人は、軟らかくて優しい口当たりの軟水に慣れているので、とげとげしい風味の硬水をおいしくないと感じるかもしれません。また、水の硬度は普段の生活にも影響します。硬水で髪の毛を洗うと洗い上がりがごわついたり、肌が乾燥すると感じることがあります。また、蛇口やシャワーヘッドにミネラルが付着して白くなったり、食洗機で洗った後のコップが白く曇ったりするのも、硬水が原因です。

このように、アメリカの水道水に違和感を感じる人がいるかもしれませんが、安全面においては心配ありませんので、工夫して上手に付き合っていきましょう。

ミネラルの付着した蛇口

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